りょうかいの備忘録

ITインフラSE系を生業としております。IT系の記事感想を始め、趣味の旅行や写真を掲載していこうと思っています。

第2回 JAWS-UG 浜松/静岡勉強会に参加してきました。

久しぶりにJAWS-UGの勉強会に参加してきました。

この時は実家の静岡で仕事探しをしていた身であり、予算の関係上どうしても東京に出ていく機会が少ないんですが、いいタイミングで浜松/静岡支部で勉強会を行うという事で、ホントに久しぶりに参加できました。

 

場所は静岡産業技術専門学校。静鉄なら柚木駅、JRなら東静岡駅が最寄。奥には護国神社がある所。保育園時代はよく背後の谷津山に遠足に行ったなぁ…そんな所。


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勉強会を開くとき場所をどうするのかというのが結構問題になります。東京近辺ですと企業様の厚意で無料で開放して頂ける箇所も幾つかありますが他の土地ではどうなのだろうか…と思っていましたが、こういったご厚意があるというのは大変有難く感じます。今回初めてお邪魔しましたが、無線LAN環境も装備されていてプロジェクターでの講演も見易く、場所として最適だったのでは、と思っています。

 

まずはAWSソリューションアーキテクト荒木さんの登壇で勉強会スタート。

今回は個人開発者に役立つAWSと話題のGlacierについての講演。

いきなりの質問で、今年AWSがリリースしたサービスってどのくらい?って質問がきました。答えはなんと158!!(゚д゚)!アマゾンさんまじパネェっす(;´Д`)

以前だとWeb系の処理を行うとなるとそれなりの設備投資(Webサーバはもちろん、DBサーバ、ロードバランサ、DNSサーバ、ストレージetc)を構えないとできないケースが多かったのですが、AWSはその設備投資の負担を大幅に緩和してくれています。個人開発者でもエンタープライズのアプリ開発が可能になるなど今までの常が大きく変わっていくのを感じます。(しかもS3、ROUTE53、CloudFront等のアップデートが日々行われているので、今後その差は益々縮まっていくと思われます)

そして今年始まったサービスの一番押しであるGlacier。アーカイブという認識でいましたが、使い方はそれなりに気を付けないといけないようで、S3ではすぐ取り出せる様なデータはGlacierだと復旧に4時間近く掛かるらしいとの事。ただ、そもそもアーカイブというのはほぼ使わなくなったデータに対し外部監査等に対応するデータ保持というのが主な利用手段であって、それほど緊急性のあるデータではないという認識ですので、そこは導入する時の使い方をエンドユーザとアンドを取るのが無難かなと思いました。

 

続いてサーバーワークス前田さんの登壇。「初心者から見たAWSの使い方」をテーマで講演されました。

まず、最低限押さえておくべき項目は以下の点です。

・リージョン

アベイラビリティゾーン

・エッジロケーション

・従量課金

・無料利用枠(自分が作って頃にはなかったんで負け組 ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!)

・マネジメントコンソール

API

うむむ…知らない単語もあったな…後で勉強せねば(´・ω・`)

VPCに関してはとりあえず設置しておけばOKとの事でした。ここは自分も設置するかどうか迷ってたんですが、やってみれば問題ないんですね…そしてEC2でインスタンスを作ったらAMIでイメージを取っておいた方が良い。

後、ツイッターアカウントを持っている人であればハッシュタグ #jawsug を使って呟いてみるのも手です。自分もお世話になりました。

※前田さん主催の #odstudy は主に運用回りでの勉強会で、私も何度かお邪魔しましたが非常に為になる話が多いです。募集のアテンドを見かけたらすぐに参加しましょう。

 

続いては同じくサーバーワークスのWindows使い宮澤さんの登壇。

Storage Gatewayに関しての熱いプレゼン。だったんですが…自分は勉強不足でここら辺のノウハウが全くなく、ついていけませんでした…orz

オンプレの環境をStorage Gatewayを用いてAWSへ移行!だったと思うのですが…無念、出直してまいりまする(´;ω;`)ウッ…

ただ、切腹ネタを超えたのは確かです!

 

続いてはアイレット櫻井さんの登壇でSimple Monthly Calculatorに関して。

ManagementConsoleからAcountActivityを辿っていくと利用明細が出ます。更には各アカウント別に管理する事も可能です。という事で管理側からすると見やすいのですが、インスタンスの停止を確認していないと従量課金で余計な経費がかさみ経理から雷が落ちるとの事…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル ともかく使わないインスタンスは停止ないしは消しましょうという事で(;´Д`)

 

続いてはフーリエの土屋さんが登壇。

この方は言論テレビというコンテンツサービスを立ち上げ、運営されているとの事。今や保守論客で名高い櫻井よしこ女史と共に番組を制作しているとの事で、ここでAWSを利用されているという話でした。

コンテンツサービスを提供する側としてどのようにAWSを使っていったのか、その経緯はとても興味を惹かれました。それ以上にすごいと思ったのは、サービスを開始する時にインスタンスを作り、サービス終了と共にインスタンスを消すという徹底したコスト管理。AWSならではのユースケースだったと思います。

 

最後にハートビート馬場さんによるS3を使った簡単なWebホスティングサービスのハンズオン。

本で読んだことはあるのですが、本当に簡単にできました!改めてアマゾンさんパネエっす(;´Д`) 後、ハートビートのスタッフの皆様ありがとうございました。

 

以上で無事終了。久しぶりに参加したJAWS-UG勉強会はとても充実したものになりました。最後にツイートの纏めも貼り付けておきますので、実況も見て頂ければと思います!ありがとうございました!

H24秋情報処理試験を終えて。→折られてしまったが諦めないぞ!

先週の日曜日、情報処理試験を受けてきました。

 

ITSSのレベル3に相当する「応用情報処理技術者」試験。今回は何としても合格したいという一心で、いつも足切にあっている午前を集中して対策してきました。その願いが叶えば良かったんですが…

 

結果は惨敗。

 

特に気合を入れていた午前で史上最低の成績でした。5割を割ったのって初めてだったのでものすごく悔しい

間違った個所の主な要因としては、

・知識のド忘れ→何度か確認したのに肝心の時に忘れる…痛恨。

・計算問題のミス→解き方を間違えている…中々覚えきれない。

・タイムオーバーでのあてずっぽう→当たるも八卦当たらぬも八卦では…

・未知の領域からの出題→これは対処しきれません…

こんな所です。今まではテキストを中心に対応してきましたが、個人での対策が限界に来ているので、少し投資してWeb講座を取るなど、対策を考え直さないといけないと思ってます。ただまずは間違ったところの洗い出しをしている最中…(´・ω・`)

 

午後に関していえば、ある程度は手ごたえはあったかと思います。回答が来ていない分ただ浮かれているかもしれませんが、この試験は問題文に書かれている事に従って回答していくというルールがあるので、記述式にしても当たらずといえども遠からずでした。

ただいつもここで自分が早く変えたいと思っているのは、プログラミングデータベース組み込みシステムに関しては業務で実施経験が乏しいあるいは全くなく、技術屋を志向している者としてはこちらで勝負していきたかったという願望がありました。これも少しずつやっていくしかないんだと思ってます。

 

ちなみに、個人的にはSC→NW→SAを目指しているんですが、その前にAPを取ってからと決めております。なぜかというと、ITSSでのレベル3の定義は「高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち,高度IT 人材としての方向性を確立した者」(試験要綱より「対象者像」を抜粋)とあり、ここをベースにして高度試験を受けていかないと余程の運がなければ受からないと思っているからです。事実、APを受けずにNWに無謀にも挑戦した自分に勝利の女神は微笑ませんでしたので。

 

後は、IPAについて一つ苦言を。午前だけでもいいので解答速報に解答方法を載っけておいてほしい。「何故そうなったのか?」が分からないと物事を本質的に理解できないと思う。もっともそれはiTEC等の仕事なのかもしれないが。

 

いずれにしても次の春に向けて再始動中。今度こそという意思も込めて。

ごあいさつ。

この度、新しくブログを開設いたしました。

とは言っても、開設したのはこれで3度目で、最初の1つは閉鎖してしまいましたが…

今運用しているブログは毎日の日記をメインに書いています。まあそれが本来のブログのあり方なのですが。今回新しく開設した理由としては、別の切り口からブログを書いてみようかなという実験的なものです。私はIT業界で14年近く働いていますが、ここは一年一昔の様な世界で、技術の進歩が著しく早い世界だと思ってます。なので受けの体制でいるとすぐに廃れてしまう。その一方で色々と技術が乱立しているような印象を受けるのも事実。なので自分で色々検証してみて、自分で判断できるようにしていきたい。このブログはその報告用として書いていきたいと思っております。

と、かっこよく書いてみたのですが、暫くは勝手がわからずに四苦八苦すると思います。暖かい目で見守って頂ければ幸いです。