りょうかいの備忘録

ITインフラSE系を生業としております。IT系の記事感想を始め、趣味の旅行や写真を掲載していこうと思っています。

【清水エスパルス】球春到来。開幕戦はやや自作自演っぽいシーソーゲームを制して7年ぶりの白星スタート!

今年で22年目になるJリーグ。

リーグ戦が始まったのが高校卒業直後だったからもうそんな時間が経ったのかと少々驚いております(;´Д`)

 

ゴトビ体制4年目の今年は主力選出の流出は最小限に抑えられてようやく頭数が整った状態で臨めると思ったのですが、直前のPSMで村松が退場して出場停止、しかもボランチでコンディションが上がっていない選手もいるとの事で、不安要素の守備がどうなるか…という所もあります。

 

スタメンは以下の通り。

GK:櫛引

DF:吉田、平岡、ヨンアピン、河井

MF:浩太、竹内、大前、高木俊

FW:ノヴァコヴィッチ、長澤

サブは以下の通り。

GK:相澤

DF:ヤコヴィッチ

MF:本拓、石毛、六平、村田、高木善

 

相手の名古屋はDFが闘莉王以外が総とっかえで、当初は3バックを試していたが今は4バックに戻したと試行錯誤している模様で、その中でパートナーになったのが強化選手の大武という選手。背番号も2が与えられおり期待が高いんだなと思わされます。(牟田やニッキはどこ行った…)

 

試合はいきなり動きます。5分、相手クリアを拾った元紀が右サイドからクロス、駿が落とした所に俊がズドン!これが今年のリーグ開幕戦の初ゴールとなり先制に成功!(但しその直前にケネディにポストを叩かれるシュートを打たれましたが…)

しかしその後は名古屋の攻勢に対して受けてしまい、20分には左サイドからのクロスをケネディに上手くボレーを決められ同点に。ここからチームがバタバタしだす悪い癖が出てクリアも中途半場になるなど防戦一方になると、36分にはケネディ闘莉王にヘディングに決められあっさり逆転されます。その後も前に入れられず、中途半端なパスをカットされてはショートカウンターでピンチを招くなど守備の課題がまだ解決していないなと思いましたが、なんとか3点目は許さずに前半終了。

 

後半も序盤は名古屋ペースでしたが、プレスが徐々に効きだすようになりました。ただ追いかける展開だと中々闘莉王と楢崎の壁を崩す事は難しいんで、そういう時はセットプレーで取れれば…と思ってましたが、そういう理想のシーンが73分に来ました。右CKを平岡がドンピシャで決めて同点に。振り返るとこれが一番大きかったのではと思うほどきれいに決めてくれました。この後は一気呵成に攻めていき、80分、右サイドで本拓がDFラインの前を通るクロスを送ると戻り気味にノヴァコヴィッチがボレーを放ち、楢崎の手を弾いて再逆転に成功!このボレーは鮮やかでした。その後は闘莉王を前に上げた事に対しヤコヴィッチを当てて逃げ切り、開幕戦を勝利で飾りました。

 

課題となっている守備ですが、まだまだこれからなのかなという感じでした。個としては豊と櫛引は前半かなり悪いなと思いましたし、組織としても割とあっさり突破を許すなどどこでいくかがまだ明確になっていないような気がします。それでも後半修正出来た事はこれまでの積み重ねがあるからだと思います。タイトルで自作自演と書いたのは、その課題がモロに出て自分たちで苦しくしているのでは…という感じなんですよね…(´・ω・`)

そして開幕スタメンを勝ち取った駿を注目して見ていました。前半はアシストしたとはいえ闘莉王や大武にほとんど仕事をさせてもらえませんでしたが、後半、遠目ではあったが闘莉王を振り切ってニアでヘディングを放ったり、自ら下がって守備をするシーンも増え、逞しくなって帰ってきたのが嬉しく感じました。次スタメンでいくと中澤栗原冨澤あたりを相手にすると思いますが、恐れず今のスタイルで行ってほしいですね。

ノヴァコは決勝点は流石の一言でした。次も期待していますよ!

 

MOM:ノヴァコヴィッチ(平岡も考えましたが…)

 

実にこれが7年ぶりの開幕戦白星でしたか…そんなに勝ててなかったとは(遠い目

次は去年悪夢の惨敗を喫した横浜戦。

倍返ししたれ!!