【清水エスパルス】魂を持って戦うという事。vs鹿島戦感想。
久しぶりにエスパルスの感想を上げます。
前はいつ上げたかというと…なんと去年の開幕戦…まぁ、以降が目も当てられない事態だったんでそれどころではなかったんですが…(;´Д`)
辛うじて残留を決めたものの、主力の一部はまたも流出。レンタル復帰組を除けば目立った補強が出来ず、新外国人も合流が遅れ、合宿中のプレシーズンマッチはほとんどいいところなし…こう書くと悲壮感しか出てこなかった(;´Д`) 甲府戦ではようやく結果が出たけど開幕戦の鹿島戦はどうなる事やら、と内心心配が止みませんでした。
そして今日の開幕戦。J1唯一のサンデー開催で満員御礼。天気も関東とは違っていい感じに晴れている。相手は鹿島。どうなるか!?
結果は…勝ちました!(∩´∀`)∩ワーイ
勝利が決まった時はまた違った安堵感が包みましたね…
チーム完成度は鹿島が上なのは分かっていたし、事実相手に多数の決定機を作られてました。ボール支配率もシュートも枠内も相手が上。いつゴールを割られてもおかしくなかったのですが、それでも勝った。この意義は大きいと思います。
MOMは元紀、村田と上げられそうだけど個人的には本田。
理由は2つ。ボール奪取とチームの鼓舞という役割を全うした事と、不可解な判定で同点とされた直後に勝ち越しゴールを奪った事。
レンタルバック組では八反田が計算できる戦力となって戻ってきた事が何よりよかったと思ってます。ボールに対して厳しくいくことを最後まで続けられていたし、1点目のアシストも秀逸。リンクマンとしてよく効いてました。
新戦力では今日はミッチェル・デュークがデビュー。フィジカルでブイブイいわせてくるのかなと思いましたが、それ以外にトリッキーなプレーも見せており、周囲を使うのも上手そうです。
鹿島では金崎が一番怖かった。隙あらばミドルを撃ってくるし、今後も相手チームは手を煩わすでしょう。逆に柴崎は今日は今一覇気がなかった。同点ゴールをおぜん立てしたのに勝ち越しゴールにつながるイージーなパスミスを犯してしまった所を見ると、ACLの疲労がたまっているかもしれないと思いました。
そしてこの試合、残念にも得失点に絡むミスジャッジが2回も起きてしまった。1回目は遠藤のシュートを弦太がラインぎりぎりでクリアした様に見えたがゴールと判定されてしまった事。もう1つは金崎のシュートが犬飼の手に当たった様に見えたのにハンドと判定されなかった事。帳尻合わせと言えばそれまでだけど、これはセレーゾ監督が怒り狂うのも無理はないかと思います。いずれにしても、議論の対象の試合になってしまったのは残念です。
最後にこのタイトルについて。
前述しましたが、今日は満員御礼の試合で絶対負けられない。しかしチーム完成度も内容も相手の方が上。でも勝った。なぜか?それはサポーターが作ったアイスタのホームの空気じゃないかと思います。何度となくゴールを脅かされてもバーやポストに救われた、たった5本しか打てなかったシュートのうち3本をものにできた。選手も戦えてサポーターもそれを後押しした。
これが魂を持って戦うという事なのではと思いました。
戦うのは選手や監督だけではない、サポーターも全員が一体となって戦う事で勝利を掴める。それは去年の最終戦も見ていてそう感じました。中々アイスタに行けてない自分としては、今年は何とか時間を工面してアイスタに行きたい、そう思いました。
次の新潟戦も苦戦が予想されますが、ここでも勝って波に乗ってもらいたいですね!